3月25日に執行された小金井市議会議員選挙の結果、新たな24名の議員が誕生し、市民の負託を受けて今後4年間活動することになった。
今回の選挙は21世紀の小金井市の進路を決める出発点ともなる重要な選挙であり、有権者の関心も高いものとなった。それだけに各候補者は自らの公約を真剣に有権者に訴えてきた。
しかし今回の選挙で、特定の候補が所属する政党・団体の陣営と思われる運動員によって、候補者が演説している周りを囲んで脅し、選挙活動を妨害され、各候補者が「うそつき」よばわりされる事態が発生した。また、選挙期間中も政治活動として認められているポスターの掲示について「選挙違反」の張り紙をされ、各候補者や所属する政党の誹謗・中傷の謀略チラシが夜陰に紛れて撒かれるなどの選挙妨害が、複数以上の候補者に対して行われた。
公職の候補者や運動員に対する暴行や演説の妨害は、公職選挙法第225条の選挙の自由妨害罪であり、さらに、候補者に関し虚偽事項を公にし、事実をゆがめて公にすることは公職選挙法第235条第2項で罰せられる。
本来、選挙は一人一人の候補者が、政策を有権者に訴えて、その是非を有権者に問うものである。これは戦後の民主主義の原点である。
公正に行うべき選挙が、一部の候補者陣営の行動によって汚されてしまったことは、由々しき事態である。激しい妨害が行われた選挙は小金井史上、初めてのことであり看過することはできない。
よって、小金井市議会は、今後かかることがないよう小金井市選挙管理委員会に毅然とした対応を求めるとともに、すべての候補者とその陣営が公明正大な選挙を行うように自ら戒めることをここに決議するものである。
平成13年4月17日
小金井市議会