第18期 警視庁関係の都議会各委員会での質疑
| 2009年9月16日 | 信号機・横断歩道の整備について | 警察・消防委員会 | 吉田信夫(杉並区選出) |
信号機・横断歩道の整備について(2009年9月16日警察・消防委員会)
〇吉田議員 交通安全の全体的推進とともに、高齢者や障害者の歩行移動の安心を確保するという観点から、信号機、横断歩道の整備について若干伺います。
改めて警察白書を見ましたが、交通事故あるいは死傷者は減少傾向にあるというふうに伝えられております。
ただ、歩行中の死者の四四・九%が七十五歳以上の高齢者ということが紹介されています。いうまでもなく高齢者が増加するだけに、高齢者の歩行移動の安心が保障されることはますます重要となっていると思います。
また、都は、福祉のまちづくり条例を改定し、障害者はもちろんすべての人を対象にしたユニバーサルデザインの理念を明確にいたしました。きょう提出していただいた資料で、信号機の整備状況について示していただきましたけれども、そうした全体の量的な整備とともに、高齢者、障害者等の移動の円滑化の観点から、信号機についてさまざまな改善整備が進められていると聞いておりますけれども、こうした観点からの取り組みの全体像について、まずご説明をお願いいたします。
〇瀧澤交通部長 信号機の整備につきましては、交通事故防止や道路の新設等に伴う設置の必要性等を勘案しながら、計画的な整備促進に努めているところでございます。
なお、高齢者、障害者等の移動の円滑化を図るという観点から、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー新法に基づきまして、区市町村が作成した基本構想における重点整備地区を中心に視覚障害者用信号機、高齢者等感応信号機への改善整備についても計画的に推進しております。
〇吉田議員 そこで、幹線道路の横断歩道などの場合、往々にして青信号の時間が短くて、なかなか安心して渡れないというふうな意見を聞く機会があります。そのためにも高齢者感応式信号機を整備していると思いますけれども、この整備状況と今後の整備計画について、さらに横断歩道上の事故を減少していくという点では、いわゆる歩車分離式信号の整備が極めて重要だと思いますが、この整備の現状と計画について、ご説明をお願いいたします。
〇瀧澤交通部長 高齢者等感応式信号機につきましては、本年八月末現在で六百四十一カ所に整備しており、二十一年度は二十五カ所を整備する予定でございます。
また、歩車分離式信号につきましては本年八月末現在で九百四カ所に整備しており、二十一年度は六十カ所を整備する予定でございます。
なお、二十二年度以降もこれらの信号機を計画的に整備していきたいと考えております。
〇吉田議員 最後に、視覚障害者の横断歩道上の誘導ブロックといいますか、いわゆるエスコートゾーン整備の指針が二年前に定められました。本日の委員会にも資料として目標と整備実績を示していただきました。
整備箇所は、区市が定めたバリアフリーの重点整備地区ということになっていると承知をしております。私の杉並区の場合には、高円寺地区一地区が重点地区ということになっています。
しかし、区内の視覚障害者団体からは、実際に交通量が多くて視覚障害者が利用する横断歩道でもぜひ整備を進めてほしいというふうに要望がされているわけですけれども、これはぜひ重点地区とあわせて、必要なところにも整備を進めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
〇瀧澤交通部長 当庁では、いわゆるバリアフリー新法に基づき、区市町村が策定した基本構想における重点整備地区に加えまして、視覚障害者の方々が利用される施設の周辺地区を選定し、平成二十年度から三カ年計画で優先的にエスコートゾーンの整備をしているところでございます。
杉並区内につきましてはバリアフリー重点整備地区一地区のほか、視覚障害者関連施設の周辺地区における整備を予定しております。
なお、その他個別の要望箇所につきましては交通状況や関係施設の規模等を勘案しながら、平成二十三年度以降に整備していくこととしております。
以上