文書質問 橋の長寿命化事業とバリアフリー化を一体で推進することについて 和泉なおみ都議(葛飾区選出)
2023年第2回定例会で以下の文書質問を提出しました。

質問事項
一 橋の長寿命化事業とバリアフリー化を一体で推進することについて
答弁
一 橋の長寿命化事業とバリアフリー化を一体で推進することについて
2023年第2回都議会定例会
文書質問趣意書 提出者 和泉なおみ
質問事項
一 橋の長寿命化事業とバリアフリー化を一体で推進することについて
都は2009年度から、主要な橋梁の寿命を延命化する長寿命化事業に取り組んでいます。都内にある1,221の管理橋を「グループA」と「グループB」に分け、「グループA」に分類される橋は、重要度が高く、適切な管理を行いながら100年以上使い続けることを目指すとされています。
最新の点検結果に基づいて様々な観点から橋の性能を把握し、早めに必要な補修を行って橋の長寿命化を図るものです。
「グループB」に分類される橋は、損傷や劣化のある橋について原因を究明し適切な対策を講じて、建設時と同等の性能まで回復を図るものです。
葛飾区と足立区をまたいで荒川に架かる「堀切橋」は、1967年に架設され長寿命化の対象になっており、今年度の予算でも長寿命化の予算が計上されています。
私は、文書質問で葛飾区内に係る道路橋の問題を繰り返し取り上げてきました。
川に囲まれて暮らす葛飾の住民にとって、橋を渡っての移動は日常であり、その橋が利用しやすいものになっているかどうかは、大変重要です。
ところが、堀切橋には、スロープがなく、自転車は歩行者用の階段に設置された斜路を押しながら上り下りしなければなりません。しかも、自転車用の斜路は道路の片側にしか設置されていないため、橋を下る人と上る人は、どちらかが橋の上か下で待っていなければなりません。
車いすの方は利用できず、子育て世帯や、高齢者や障害のある方にとっても利用しにくいのが現状です。
このような道路橋には、地域住民の社会生活を支えるための利便性が求められているという視点から、以下質問します。
1 橋の長寿命化事業に際し、架設から数十年たっている橋について架設当時の性能を維持するだけでなく、現在求められている橋の性能へと水準を引き上げる必要があると思いますが、都の見解を伺います。
2 長寿命化を行う場合には、それだけを行うのではなく、バリアフリー化についても一体的に行った方が効率的であると考えますが、都の見解を伺います。
2023年第二回都議会定例会
和泉なおみ議員の文書質問に対する答弁書
質問事項
一 橋の長寿命化事業とバリアフリー化を一体で推進することについて
1 橋の長寿命化事業に際し、架設から数十年たっている橋について架設当時の性能を維持するだけでなく、現在求められている橋の性能へと水準を引き上げるべきだが、見解を伺う。
回答
長寿命化事業においては、既設橋梁の構造特性、周辺環境、交通状況等を踏まえ、現行の橋梁構造に関する技術基準に基づき要求性能を設定し、対策を実施しています。
質問事項
一の2 長寿命化を行う場合には、それだけを行うのではなく、バリアフリー化についても一体的に行った方が効率的だが、見解を伺う。
回答
既設道路橋の長寿命化については、「橋梁予防保全計画」に基づき実施しています。
また、バリアフリー化については、「都道における既設道路橋のバリアフリー化に関する整備方針」に基づき、「優先的に整備を検討する橋梁」を選定し整備に向けた検討・調整を進めています。その際、他事業との一体的な整備を行うことで効果的・効率的な整備が可能か検討することとしています。
