文書質問 都立松沢病院について 里吉ゆみ都議(世田谷区選出)
令和8年第二回都議会定例会
文書質問趣意書
提出者 里吉 ゆみ
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質問事項
答弁書
都立松沢病院は、1879年(明治12年)に創立されて以来、東京における精神科医療の先駆的な役割を担ってきました。現在も引き続き、精神科救急、精神科身体合併症など専門性の高い精神科医療を提供しています。また、2003年度(平成15年度)に社会復帰支援室が設置され、多職種の職員が地域の様々な機関と連携し長期入院患者の退院促進に取り組んできました。
ところが、2024年3月の厚生委員会の私の質疑で、松沢病院にある社会復帰病床200床のうち135床が休止していることがあきらかになりました。また、2019年度から2024年2月までの社会復帰病棟からの退院者は507名のうち、他の病院への転院している方が、106名、なんと2割が自宅や施設への退院ではなく別の病院で入院生活を続けていることが明らかになりました。社会復帰支援室を設置しているのだから、他の病院に移転させるのではなく、きちんと退院できるまで治療や復帰支援をするべきではないでしょうか。
Q1 2026年6月現在、都立松沢病院の社会復帰病棟の病床数と休止病床数はそれぞれ何床ですか。
Q2 都立松沢病院の社会復帰病棟について2024年3月から2026年5月までの退院者数と、その内訳(自宅に戻った方、施設入所した方、他の病院に転院した方、亡くなった方)についてお示しください。
Q3 2027年3月末で、現在の松沢病院PFI事業が終了となります。今後の施設整備と運営については、どのような体制を検討しているのか、検討内容(各業務の事務方式、病院直営か委託化など)について、進捗状況と合わせてお示しください。
Q4 大規模改修などの計画も検討しているのか、お答えください。
近隣住民はじめ、地域のみなさんから、都立松沢病院内にある運動場などを地域に開放してほしいという要望があります。また、広い駐車場になっている場所など新たな広場も整備して地域に開放してはどうか、など敷地内の活用について様々な要望が寄せられています。地域に親しまれる病院を目指すうえでも、病院運営や治療に支障のない範囲で地域住民の皆さんに活用してもらえることは意義のあることです。今後地域開放に積極的に取り組むことを求めます。
Q5 かつて病院内の運動場を地域に開放していた時期があると思うが、どのような目的で、地域開放していたのか、実績をお示しください。
Q6 運動場などの地域への開放を求める要望について、世田谷区や地域住民から届いていますか。
Q7 今後、敷地内での運動場を地域住民に開放することや新たな広場などの整備を求めますがいかがですか。
里吉ゆみ議員の文書質問に対する答弁書
A1 松沢病院の社会復帰病棟は、長期入院患者に対して、転・退院に向けた取組を行いながら、引き続き医療を提供する病棟として設置したものです。令和8年6月現在、病床数は200床で、入院患者数の減少に伴い、病棟運営を休止しています。
社会復帰病棟で担っていた機能は、院内の他の病棟に引き継ぎ、入院患者の治療を引き続き実施しています。
A2 令和6年3月から令和8年5月までの社会復帰病棟からの退院者は10名で、退院先は、自宅1名、施設7名、死亡退院1名、その他1名です。なお、他の病院に転院した方はいません。
A3 松沢病院では、令和9年3月末をもってPFI事業契約を終了することとしており、業務委託や業務の内製化等の検討を行っています。
A4 松沢病院では、現時点で大規模な施設改修等の予定はありません。
A5 松沢病院には、患者のリハビリ等のためのグラウンドがありますが、地域貢献を目的として、病院運営に支障がない範囲で地域住民等へ貸し出しており、土曜日、日曜日及び祝日はおおむね使用されています。
A6 松沢病院では、世田谷区や地域住民の方からの要望について、関係者で構成される連絡協議会で議論しています。グラウンドについては、病院運営に支障がない範囲で地域住民等へ貸し出しています。
A7 松沢病院では、世田谷区や地域住民の方からの要望について、関係者で構成される連絡協議会で議論しています。グラウンドについては、病院運営に支障がない範囲で地域住民等へ貸し出しています。
