ご意見・ご要望
ページトップヘ

質問・条例提案

2026.06.24

文書質問 都市計画道路の整備方針について、都道の歩道整備について、河川環境の整備について 原のり子都議(北多摩第四選出)

令和8年第二回都議会定例会
文書質問趣意書
提出者 原 のり子

質問事項

一 都市計画道路の整備方針について
二 都道の歩道整備について
三 河川環境の整備について

答弁書

一 都市計画道路の整備方針について
二 都道の歩道整備について
三 河川環境の整備について


一 都市計画道路の整備方針について

本年3月に、東京都は都市計画道路の整備方針を改定し、新たに、優先整備路線(第5次事業化計画)を選定しました。計画期間は2026年度からの15年間と設定されています。
Q1 第4次事業計画の期間は、10年間でしたが、なぜ第5次事業計画は15年間と設定したのでしょうか。

Q2 気候危機が深刻ななか、優先整備路線を選定する場合、環境や保全すべき自然などについての配慮が求められますが、そういう視点は定められていますか。

Q3 都施行と市施行の施行主体は、どのように決定しているのですか。

Q4 東久留米市の東村山3・4・18号線(都施行)と3・4・13号線(市施行)を通そうとしている場所は、市民の憩いの場、子どもたちの水遊びの場である「いこいの水辺」があり、落合川の湧水ポイントもあります。また、竹林公園、向山緑地などもある貴重な場所です。農地もあります。

第4次事業計画でも優先整備路線に指定されていましたが、そもそも、都と市でどのような協議をして優先整備路線になったのか、うかがいます。

Q5 東村山3・4・18号線(都施行)と3・4・13号線(市施行)の2路線については、この10年間はどのような検討がされてきたのか、なぜ第5次事業計画でも選定したのか、うかがいます。

Q6 2で伺った視点は、この両路線の選定に即してどのように検討されているのかうかがいます。

Q7 東久留米市の東村山3・4・21号線(市施行)、3・4・13号線(市施行)は、自然豊かな場所であり、湧水ポイントもあり、希少生物も生息し希少植物もある黒目川に大きな橋を2本かけ、高低差もある地域に道路を通そうというものです。土砂災害特別警戒区域もあり、地域からは心配の声も寄せられています。市民団体のみなさんが市民アンケートを実施していますが、反対や懸念の声が圧倒しています。

第1工区、第2工区、それぞれの用地買収など、進捗状況はどうなっているか都は把握していますか。

Q8 なぜ、第3工区(東村山3・4・13号線)を優先整備路線に選定したのでしょうか。埼玉県側が同時に道路整備をしなければ、水道道路をはさんでの渋滞や安全上の課題が生まれることになります。広い地域から、東久留米市小山・本町地域に車が流入してくることも懸念されます。都・市・埼玉県とどのような協議がおこなわれたのですか。

Q9 第1工区、第2工区、第3工区の住民への説明会をおこない、現時点での進捗状況を伝え、意見を聞くべきです。市が説明会を実施するように、都としても協力して進めるべきと考えますがいかがですか。

二 都道の歩道整備について

 所沢街道の東久留米市南町4丁目地内から、八幡町2丁目地内区間、延長1.3㎞の歩道整備について、2022年秋にようやく説明会がもたれ、動き出しました。住民のみなさんは、交通量も多く危険で歩けないと10年以上も前から歩道整備を求め声を上げ続け、請願は市議会で全会一致で採択されました。そこからかなりの時間を要しましたが、動き出したことに住民のみなさんも安堵されたと思います。
 しかし、このあとのスケジュールがどうなるのか明確に示されないと、沿道の方々にとっては、さらに見通しをもてない状況が続いてしまいます。この間も、この区間で自動車の事故も起き、「人が歩いていれば大変なことになっていた、通学時間帯でないことは不幸中の幸いだった」と住民の方から声が寄せられています。一日も早く歩道整備が進むことを求め、以下質問します。

Q10 今後のスケジュールを示してください。

Q11 用地説明会はいつ実施するのか、補償協議はいつから行うのか、お答えください。

Q12 今回の歩道整備の実施主体は東京都ですが、東久留米市も事務の一部を担うことにより、整備を促進することになっています。
東京都と東久留米市の事務の分担はどのようになっているのかうかがいます。

Q13 東久留米市が担う事務について、そこにかかる費用については、都の負担であると思いますが、確認します。

Q14 南町4丁目地内から八幡町2丁目地内以外の場所でも、解決が急がれる課題があります。

南町1丁目地域では、用地買収せずにセットバックして、歩道空間が確保されている箇所があります。また、南町4丁目地域では、用地買収したものの、暫定的にガードレールが設置されたままの箇所があります。一日も早く、本格的な歩道整備をすすめるように求めますがいかがですか。

Q15 当該区間を含む東久留米市内の所沢街道の歩道整備について、都において責任をもって進めるべきと考えますが、見解をうかがいます。

三 河川環境の整備について

 東久留米市内を流れる黒目川、落合川沿いの遊歩道は、多くの市民に親しまれ、市外からも訪れる人が少なくありません。さらに、環境の改善、充実を進めていただきたく、質問します。

Q16 都が管理する河川管理用通路は遊歩道としても利用されているが、どのような維持管理をおこなっていますか。

Q17 遊歩道としても利用されている、黒目川、落合川の河川管理用通路に、ベンチや、日よけの設置を進めることを求めますがいかがですか。

 

原のり子議員の文書質問に対する答弁書

一 都市計画道路の整備方針について

A1 「2050東京戦略」で示した2050年代の東京の姿を見据えること等の理由により、計画期間を15年間としています。

A2 優先整備路線の選定に当たっては、都市の強靭化や都市環境の向上など道路整備の四つの基本目標を踏まえ、整備効果等を考慮しながら六つの選定項目を設定しました。

A3 都及び区市町による検討会等を開催し、優先整備路線の施行主体を決定しています。 

A4 優先整備路線については、都及び区市町による検討会等を開催し、道路整備の四つの基本目標を踏まえ、六つの項目などにより選定しています。

A5 東村山3・4・18号線は、東久留米市施行の東村山3・4・13号線と接続するため、事業化の時期について、市と調整してきました。
 第五次事業化計画においても、交通の円滑化や安全性の向上といった複数の選定項目に該当することから、都施行の優先整備路線として選定しています。
 東村山3・4・13号線の事業化については、東久留米市が施行者として適切に対応するものと考えています。
 第五次事業化計画においても、都市の強靭化やまちづくりへの貢献等の選定項目に該当することから、市施行の優先整備路線として選定しています。 

A6 優先整備路線の選定に当たっては、道路整備の四つの基本目標を踏まえ、整備効果等を考慮しながら六つの選定項目を設定しました。

A7 本区間は事業化されており、施行者である東久留米市が適切に対応するものと考えています。

A8 東村山3・4・13号線は、都市の強靭化やまちづくりへの貢献等の選定項目に該当することから、第五次事業化計画においても市施行の優先整備路線として選定しており、整備に当たっては、施行者である東久留米市が適切に対応するものと考えています。

A9 説明会については、施行者である東久留米市が適切に対応するものと考えています。 

二 都道の歩道整備について

A10 所沢街道の東久留米市南町四丁目から八幡町二丁目までの区間の歩道整備事業については、今後、用地取得を進め、連坦して用地が確保できた箇所から順次工事を進めていきます。

A11 用地説明会については、令和8年秋頃の開催を予定しており、その後、物件調査等を進め、関係権利者との用地折衝を行っていきます。

A12 都は、東久留米市と歩道整備に関する基本協定を締結しています。
 この基本協定では、用地取得に関する業務を市が、工事に関する業務を都が、それぞれ行うことを定めています。

A13 事業に要する費用は、原則、都が全額を負担することとしています。

A14 東久留米市南町一丁目から南沢五丁目までの区間の歩道整備事業については、連坦して用地が確保できた箇所から順次工事を進めていきます。
 なお、仮設ガードレールは、歩行者及び通行車両の安全確保のため、設置しています。

A15 東久留米市内の所沢街道3.6キロメートルの区間は、これまで順次歩道の整備を進めており、このうち1.3キロメートルがおおむね完成しています。
 残りの区間についても、地元の理解と協力を得ながら整備を推進していきます。

三 河川環境の整備について

A16 都が管理する河川管理用通路については、定期的に除草や巡回点検等を行っており、舗装や転落防止柵等に異常が確認された場合には、補修工事など必要な対策を行っています。

A17 黒目川及び落合川において、都がベンチや日よけを設置する計画はありません。
 地元自治体からベンチ等の設置について協議があった際には、河川管理上支障のない範囲で、占用を許可しています。