主な活動

9月27日 本会議 池川友一都議の一般質問(全文)


 三、シルバーパスについて

 シルバーパスついて伺います。

 多摩地域では、バス路線はなくてはならない生活の足です。

Q1 特に町田市の高齢者にとって、東京都と他県とのさかい、都県境のシルバーパスの利用の問題は深刻です。町田市では、市内を走るバス路線183路線のうち、都県境をまたぐ路線が60路線と、3分の1を占めています。細長い地形のため、生活圏の最寄り駅が神奈川県という方が少なくありません。駅周辺への通院や買い物など、都県境を超えたバス利用が日常生活に必要なのです。しかし、シルバーパスが使えるのは都内のみとなっているため、目的地まであと少しという所で神奈川県に入ると、初乗り料金170円や180円が発生するのです。

 ある80代の男性は、週4日神奈川県内に通院していますが、バス1本で行くより都内で電車に乗り換えた方が140円と安いので、節約のためにわざわざ時間をかけて乗り換えています。シルバーパスが使えればこうした不便や自己負担を強いられることはありません。

最寄りの駅にバスで出かけていくことは、日常生活では不可欠で、社会参加の促進というシルバーパス制度の目的にも合致するものです。にもかかわらず、同じ東京都民でありながら、生活圏でシルバーパスが利用できないことは、あきらかな地域間格差であり、制度上課題があるとは思いませんか。

 

Q2 稲城市では、バス事業者と覚書を交わし、一定の予算を投じて都県境を越えてシルバーパスを利用できるようにしています。導入の経過をたどってみると、都に求めたけれど進まないので、市が一部費用を負担することで解決の方向を見出し、高齢者の方々の利便性の向上に踏み切ったことがわかります。本来は東京都が行うべき改善を稲城市がやっているのです。

 また、東京都シルバーパスとほぼ同様の制度がある13の政令指定都市のうち、町田の隣の横浜、川崎を含め7自治体が自治体の境界を超えて利用ができます。

 利用者にとって、利便性の向上のためにも、少なくとも乗車か降車のどちらかが都内であれば利用できるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか。

 

Q3 利用料の軽減も切実な要望です。

 今年度、東京都市長会が知事に提出した「東京都予算編成に対する要望事項」には、新たに「中間所得層に向けたシルバーパス利用料の軽減枠の新設」という項目が設けられ、「シルバーパスについては、住民税非課税者や経過措置対象者は1000円で利用できるのに対し、その他の者については2万510円となり負担が急激に増大する。急激な負担増を緩和するために、中間所得層に向けた新たな利用料軽減枠を設けること」を求めています。

 知事はこの要望について、どう受け止めていますか。

 

Q4 利用者の拡大のためにも、3千円、5千円などシルバーパスの利用料の段階を増やし、負担軽減に踏み出すことを求めますがいかがですか。

 答弁を求め、再質問を留保し質問を終わります。


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