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申入れ・談話・声明
豊洲移転予定地の土壌汚染の情報隠しに関する申し入れ
東京都知事
  石原慎太郎 殿

2009年1月26日
日本共産党東京都議会議員団



豊洲移転予定地の土壌汚染の情報隠しに関する申し入れ


 本日、築地市場移転予定地・豊洲が、高濃度の発がん性物質「ベンゾ(a)ピレン」によって汚染されていたにもかかわらず、東京都がこれを隠していたことが報道されました。
 「ベンゾ(a)ピレン」は、発がん性の物質として健康リスクの高い物質に指定されているもので、欧米では2ミリ〜3ミリがリスク評価の基準とされるものです。ところが、豊洲では、最大値で590ミリ、5ミリ以上が58地点、50ミリ以上が15地点も検出されており、これを隠して移転作業を強行してきたことは、都民にたいする背信行為と言わざるをえません。
 東京都は、法の対象ではないとか、正式の調査項目ではないなどと、言い逃れをしていますが、今回のデータが移転の障害となること、都民世論の盛り上がりをおそれて、このような重大な情報を隠していたことは明らかです。
 すでに豊洲では、これまでに4万倍以上のベンゼンやシアン、ヒ素、水銀などの高濃度の有害物質が検出されており、今回あらたに高濃度の有害物質の検出が明らかになったことは、豊洲が都民の台所としての市場として不適格であることをあらたてめてうきぼりにするものです。
 現在、東京都は「専門家会議」の調査報告書を受けて、「技術会議」において対策を検討していますが、基本となるデータが隠されたもとで安全な対策を講じることは不可能です。
 よって、以下の点について緊急に申し入れるものです。
  1. 専門家会議の調査で検出された物質及び有楽町層など、すべてのデータを公表すること。
  2. 専門家会議による調査の対象物質は、欧米と比べて限定されており、ダイオキシンなど対象物質を拡大して再調査を実施すること。
  3. 東京都と「専門家会議」及び「技術会議」との間で交わされた文書、メールなどすべての記録を公表すること。
  4. 「技術会議」による汚染対策の検討を中止し、環境学会、市場関係者、都民をふくめた第3者機関による、移転計画の再検討をおこなうこと。

以上


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