旧陸軍演習場跡地でのダイオキシン検出について
2010年9月14日
日本共産党都議団
清水ひで子
私は、8月24日の築地市場特別委員会で、豊洲新市場予定地の盛土として、毒ガス弾を生産、保有していた旧陸軍技術研究所跡地周辺にある新宿区百人町4丁目住宅跡地の土壌を運んできたことを追及しました。わが党は、この問題について、8月2日に情報公開請求していましたが、本日ようやくその一部が開示され、同地区の土壌の一部に環境基準を超えるダイオキシンが検出されていたことが明らかになりました。
このため、都市整備局は急遽この事実をマスコミに公表せざるをえなくなりましたが、その原因について「たき火による可能性があると考えられる」などと無責任なコメントをしています。しかし、同地は旧陸軍技術研究所に隣接し、旧陸軍の様々な演習がおこなわれた地域であり、「たき火」などと推定することはもちろん、こうした地区の土壌を市場予定地に運ぶこと自体誤りです。わが党は、都民の安全をまもる立場から、引き続きこの問題を追及していくものです。
以上
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