東京都知事 石原慎太郎殿
2010年11月9日
日本共産党東京都議団
城山南土地区画整理事業の全面調査を求める申し入れ
国立市の「城山南土地区画整理事業」の設計業者選定をめぐって、贈収賄の容疑で、土地区画整理組合の理事長ならびに、設計業者の社長と経理担当の専務が逮捕されました。
日本共産党都議団は、この区画整理事業について、9月の時点で、疑問な点が多数あることを指摘し、入札を延期するとともに、都として全面調査をおこなうよう求めてきました。その結果、入札は一度は延期されたものの、一ヶ月後、入札がおこなわれたものです。
この区画整理事業は、総事業費24億6600万円のうち、都1億8600万円、国立市4億5480万円の血税が補助金として投入される計画です。都は区画整理事業組合の認可権者として、また補助金の適正執行という点で責任が問われています。
今回の理事長逮捕という結果をうけ、あらためて東京都が全面的調査をおこない、結果を公表することを求めるものです。
調査すべき問題点として列記した4点、本工事の請負企業の入札をめぐる疑問、本工事の事業費の積算をめぐる疑問、区画整理工事で出た木材の堆肥化をめぐる問題、区画整理事業をめぐる不正は今回だけかについては、下記の申し入れ全文を参照してください。 【添付ファイル】 申し入れ全文です。
|