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【談話】石原知事による五輪招致正式表明について

石原知事による五輪招致正式表明について


2011年7月16日
日本共産党東京都議会議員団


幹事長  吉田 信夫


 本日、石原知事が、2020年の夏季五輪への正式立候補表明をおこなったことは、誠に遺憾であると言わざるをえません。
 最大の問題は、知事自身「オリンピック招致という闘いに挑むかぎり、勝たなかったら意味がない。東京は汗かいて血みどろになってカネつくるし施設もつくる」と述べたように、2年後の開催都市決定をめざして、都はただちにインフラ整備を初めとした莫大な招致関連経費を投入することになるからです。
 いまなによりも、国や都が力をそそぐべきは、被災者が納得できる生活再建、被災地の復興、放射能汚染の収束であり、地震に強い防災・福祉の国づくりです。
 だいたいいま、知事も認めているように、都民、国民から五輪招致をのぞむ声は高まっていません。それどころか、被災地から「日々の暮らしもままならない。五輪どころではない」という声が伝えられています。
 五輪については、被災者も納得できる復興をはじめ防災・福祉の国づくりが軌道にのるなかで、仮に国民の招致の声が広がれば、その時点で、どの都市でおこなうかもふくめて検討すればよいことです。


以 上

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