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被災地応援ツアー助成事業の早期実施と拡充を求める申し入れ
東京都知事 石原慎太郎 殿

2011年7月21日     
日本共産党東京都議会議員団


被災地応援ツアー助成事業の早期実施と拡充を求める申し入れ


 わが党は、5月25日に、被災県の旅館・ホテルの宿泊費の割引などによって、観光客の増加につながる被災地支援をすることを申し入れました。
 東京都は、5月27日の「緊急対策2011」で被災地の観光振興支援として「被災地応援ツアー」を支援することを発表、その後の補正予算を質疑した第2回定例会では、旅行業者が実施する被災地応援ツアーへの旅行代金については1人1泊3000円を助成することを明らかにしました。
 しかし、夏休みを前にした現在に至っても、具体化されていません。
 都民からは、「7,8月の夏休みに間に合わせて欲しい」「旅行事業者が実施するツアーに限定しないでほしい」「ボランティア参加者へも適用してほしい」などの要望が出されています。
 そこで、日本共産党都議団は、下記について改めて申し入れるものです。



  1. 7、8月の夏休みに間に合うように、早急に要綱を作成し、都民、関係者への周知を徹底すること。
  2. 2000年の伊豆諸島近海の地震災害の時には、1年間、伊豆諸島への全ての旅行者にたいして1泊5000円の助成をおこないました。今回も、旅行事業者の企画ツアーばかりでなく、個人・団体旅行、被災地支援に行くボランティアについても助成するなど、対象を幅広くすること。
以上


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