2011年11月10日 日本共産党東京都議会議員団 政調委員長 清水ひで子
日本共産党都議団は10月31日、「都立学校の放射能測定と除染を求める申し入れ」を都教育庁に持参し、「木村孟教育委員長に渡していただき、教育委員会でも議論を」と要請しました。
本日、教育委員会第18回定例会が開催されましたが、放射能測定について何も触れられなかったことは残念です。
そもそも私たちが木村委員長あてに申し入れを行ったのは、これまで議会質問や大原正行教育長あての申し入れを通じ、都立学校の放射能対策を再三求めてきたにもかかわらず、都教育庁が消極的な対応を続けてきたためです。
また31日に応対した直原裕都立学校教育部長は、都立学校の放射線量について「安全であるというのが都の認識です」と述べました。測定もしないでなぜ「安全だ」と言えるのでしょうか。都教育委員会として子どもたちの安全・安心を守り、子どもたちによりよい教育環境を保障するために、活発な議論を行っていただきたい。子どもたちの安全を守るために、客観的・科学的な事実を明らかにしていただきたいと考えます。
早急に都立学校の放射線測定と除染を実施することを、重ねて求めるものです。
以上
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