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申入れ・談話・声明
都立水元公園の高濃度放射能汚染対策を求める申し入れ
東京都知事 石原慎太郎 殿


2012年6月19日
     
日本共産党東京都議会議員団


都立水元公園の高濃度放射能汚染対策を求める申し入れ


 6月8、10日におこなったわが党の調査によって、都立水元公園内で、地上1メートルで1時間あたり1.10マイクロシーベルトの空間放射線量が計測され、1キログラムあたり25万1千ベクレル、11万2千ベクレルの放射性物質を含む土壌が発見されました。ところが都は、わずか1箇所を測定しただけであり、しかもその空間線量が1時間あたり、0.99マイクロシーベルトであったことを理由に除染をおこないませんでした。こうした都の無責任な対応に反発した都民の測定情報も受けて、私たちは6月15日、16日、改めて水元公園第1、第2駐車場周辺の放射能調査をしました。その結果は、別紙の通りです。
 第1、第2駐車場周辺の植込み内には、地上1メートルで1時間あたり1マイクロシーベルト前後を示す地点が、数多く点在し1.27マイクロシーベルト、1.18マイクロシーベルトと、都の言う周囲の空間放射線量0.18マイクロシーベルトを差し引いても1マイクロシーベルトを上回る地点が2箇所ありました。
 私たちが、その原因についての経過を知る住民から話をお聞きしたところ、昨年末、駐車場周囲の側溝の泥をかき出し運んだものであるとのことでした。
 そこで、日本共産党都議団は、直ちに以下の対策を求めるものです。


  1. 水元公園内の放射能汚染について、詳細な測定をおこない、周辺より1マイクロシーベルト以上高い地点はもとより、地元葛飾区の除染基準である地表面1マイクロシーベルトにそって除染をおこなうこと。

  2. 公園内の側溝からかき出した泥については、直ちにその泥を取り除き、都の責任で安全に管理・処分すること。

  3. いわゆる「黒い土」などをはじめとした水元公園内の放射能汚染対策については、前回を含めくり返し申し入れているように、除染など必要な措置を実行すること。

    1. 以上


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