台風２６号による被災者の救助・救援活動、甚大な被害の復旧のために全力をあげるよう求める申し入れ

　台風２６号がもたらした大災害によって、大島町、町田市などで犠牲になられた方々へ深い哀悼の意を表するとともに、多数の被災者の方々に心からのお見舞いを申し上げます。また、懸命の捜索にもかかわらず、依然として多数の方々が、不明者になっておられます。東京都をはじめ関係機関が、一刻も早い救助と救援及び復旧活動に全力をあげるとともに、被災者のみなさんの、安心安全を守り、生活を再建するために、総力をあげることが求められています。
　日本共産党都議団も、救援活動に全力をあげるとともに、下記の項目について、各部局が緊急、緊密に連携し、万全の対策を打たれるように要望いたします。

1. 政府にたいし、すみやかな激甚災害指定を求めるとともに、都として災害対策本部を設置し、救助・救援に全力をあげ、被災者の生活再建、被災自治体への手厚い財政支援をおこなうこと。


2. 行方不明者の救出、被災者の救援、医療体制の確保に全力をあげつつ、緊急避難所の設置、炊き出しなど食料、飲料水の提供、生活必需品の供給などに全力をあげること。


3. 国と連携し、次の台風発生などのもとで、二次災害などが発生しないよう万全の緊急対策をとること。


4. 関係機関と協力し、復旧・復興へガレキなど障害物の撤去、道路・河川の応急処理とともに、仮設住宅の整備、被災者の相談、生活・福祉保健の支援、生活再建対策を緊急にすすめるため、専門機関、技術者の派遣をはじめ人的支援を大幅に強化すること。


5. 支援物資・生活物資の配布、ガレキの撤去、民家の泥のかき出しなど、被災者への個別支援をおこなう救援ボランティアの呼びかけと受け入れ体制を早急に具体化すること。

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