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オスプレイの横田基地への飛来、着陸を行わないよう求める申し入れ
東京都知事 舛添要一殿


オスプレイの横田基地への飛来、着陸を行わないよう求める申し入れ


2014年7月9日
日本共産党東京都議会議員団


 在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官より東京都と基地周辺5市1町に対し、超大型台風8号の沖縄接近に伴い、沖縄の米軍基地に所在するMV22オスプレイを横田基地に緊急避難させる可能性があるとの情報提供が7月6日に行われ、同日19時から20時ごろに着陸する見通しであると伝えられました。その後、オスプレイの飛来は中止になったとの連絡がありました。
 さらに、7月20日に陸上自衛隊丘珠(おかだま)駐屯地(札幌市東区)で開催される、第28回札幌航空ぺージェントでオスプレイが一般公開され、その際オスプレイが、横田基地を経由して北海道入りするとの記事が北海道新聞夕刊(7月4日付)に掲載されました。
 オスプレイは、数多くの墜落事故が報告されている危険な輸送機であり、周辺住民から安全性への強い懸念の声が上がっています。そのため、東京都も参加する「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会」は昨年11月、国に対し「正確な情報提供に努めるとともに、地元自治体や周辺住民に対する十分な説明責任を果たすことなく、横田基地への配備や飛来を行うことがないよう、引き続き米国に働きかけること」を求める要望書を提出しています。さらに、今回の問題について横田基地周辺市町基地対策連絡会を構成する6市町長は連名で、十分な説明責任を果たすことなく、MV22オスプレイが横田基地に飛来することがないよう、外務大臣、防衛大臣等に要請しました。
 また、これまでに横田基地周辺の14市1町で同趣旨の意見書が可決されています。
 今回の突然の飛来通告は、台風接近を口実にしていますが、オスプレイの横田基地への飛来を既成事実化させる動きであり、見過ごすことはできません。
 よって日本共産党都議団は、東京都に対し、以下の点を行うよう求めるものです。


  1. 周辺市町連絡協議会とともに、いかなる形でも、オスプレイが横田基地に飛来、着陸しないよう米軍と日本政府に申し入れること。
  2. 米軍に対し、オスプレイに関する正確な情報提供を行うよう求め、都として都民と都議会に対しすみやかに正確な情報提供を行うこと。
  3. 都として米軍横田基地の整理・縮小・返還の一刻も早い実現に取り組むこと。また、オスプレイの日本からの撤去を日米両政府に求めること。


以上


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