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都議会議長の交代について
都議会議長の交代について


2015年10月8日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 大山とも子


 議長が昨年に引き続き、就任して1年で辞職し新議長が就任しました。「前議長の残りの任期が1年だから」などという理由はとうてい成り立ちません。
 そもそも議長という職責はきわめて重いことから、地方自治法で議長の任期は議員の任期、つまり4年間と定められており、地方自治法の逐条解説でも、1年などの短期での交代は、「法の趣旨からして適切でない」と指摘されているのです。
 全国都道府県議会議長会の都道府県議会制度研究会の報告では、議長は議会の代表者としての役割を果たすとともに、民主的な議会運営、議会審議充実のためのリーダーシップを発揮することが期待されていること、任期については、議長の権威の維持と役割の発揮の上からも、短期交代は好ましくないから、極力、法定されている4年間を在任すべきであるとしています。
 都道府県議長会だけでなく、全国市議会議長会、全国町村議長会も同様に法定の4年の任期を全うすることを求めています。
 都議会はかつて、議長を1年交代でたらいまわしにし、議長ポストをめぐる汚職事件が発生した歴史があります。この反省から、1年交代を排除してきたのです。2年連続で議長ポストの交代が行われる事態は、自民党による1年交代でのたらいまわしが復活したといわざるを得ないことを、きびしく指摘するものです。


以上


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