過去のページ

■ 申し入れ/談話/声明  日本共産党東京都議団

地域商店街活性化に関する申し入れ

日本チェーンストア協会殿

 長引く不況のもとで、消費経済は低迷をつづけ、地域経済に多大な影響をおよぼしています。とりわけ、地域商店街は消費不況にくわえ、空き店舗の増大、後継者難など困難に直面しています。
 ご承知のように、地域商店街(会)は、地域経済の中心として地域に賑わいをもたらすとともに、祭事、街の美化、防犯など地域社会の一員としても重要な役割をはたしています。また、少子高齢社会を迎え、商店街(会)が、その役割をこれまで以上に発揮することが期待されているところです。
 一方、各地の商店街においては、大型店やチェーン店、フランチャイズ店などの進出がすすみ、商店街(会)活性化にとって、みなさま方の営業店との共存、共同が不可欠となっています。
 しかし、残念なことに、都内各地の商店街において、商店会からの退会や商店街(会)活動への協力が得られないなどの事例が報告されています。
 日本共産党都議団は、東京都に対して対応を求めているところですが、貴団体が主旨をおくみとりいただき、事態の改善にご尽力いただけるよう要請するものです。

2003年6月23日
日本共産党東京都議会議員団
  (中小企業問題対策チーム)