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質問・条例提案

予算特別委員会 原田あきら都議(杉並区選出)の予算編成替え動議の提案理由の説明

 2026年3月25日の予算特別委員会で、原田あきら都議(杉並区選出)が予算編成替え動議の提案理由の説明を行いました。

★提案理由の説明(原稿)です。
2026年度予算組み替え提案の全体はこちら


 日本共産党都議団を代表して、第一号議案、東京都一般会計予算外5議案の編成替えを求める動議について提案理由の説明を行います。
 都税収入は、この2年だけで1兆円も増え、予算規模は初めて18兆円を超えました。しかし、知事提出の予算案は、「都民の暮らしの支援」ではなく、「国際競争力強化」に軸足をおくものとなっています。そうではなく、「都民の暮らしの支援」に軸足を置いて、「生活できる東京」にするために予算組み替えを行うものです。

 提案の柱は3つです。
 第一に、くらしを守り、地域経済を立て直すことです。
 中小企業の賃上げを後押し、福祉の分野で働く労働者全体の賃上げを行うとともに、公契約条例の制定や非正規公務員の正規化に向けた実態調査を行います。
 100万世帯に対し月1万円の家賃補助制度を創設し、都営住宅5000戸の新規建設を再開します。
 公立校の修学旅行費や制服、学用品、通学定期代の支援、私立高校の入学金や施設費、昼食代補助など、教育費負担の軽減を行います。
 商店街丸ごと耐震化、商店街の街路灯の電気代補助を実施します。
 公共の福祉の見地から、都立瑞江葬儀所の都民火葬料を無料にします。

 第二に、福祉や医療、教育の切実な要求を前にすすめることです。
 国民健康保険料と後期高齢者医療保険料を引き下げ、低所得高齢者の医療費と国保の子どもの均等割りをゼロ円にします。
 30年間1円も上がっていない児童育成手当や心身障害者福祉手当を増額し、対象を拡大します。
 介護報酬の引き下げにより、危機に直面する訪問介護事業所の経営を支援します。
 中学2年、3年でも35人学級を実施し、老朽化した学校施設の改修、学校プールの温水化、朝鮮学校の補助金復活をすすめます。
 文化芸術団体やアーティストの支援、都民のスポーツ活動を支援します。
 市町村総合交付金を増額し、多摩の保健所やNICUの増設など多摩格差の解消をすすめます。
 
 第三に、平和と人権を大切にする提案です
 首都東京から平和の発信を行うため、平和に関する専管部署を設置し、平和祈念館建設準備をすすめます。
 シルバーパス無料化と対象拡大、都営交通の子ども運賃を18歳まで拡大、コミュニティバス運行補助など移動権・交通権を保障します。
 若者団体・グループへの活動補助、青年の居場所づくり、若者の美術館博物館の入館料引き下げなど、若者の主体的活動を支援します。
 シングル女性の暮らしやニーズの実態調査を実施など、ジェンダー平等を進めます。
 公立学校断熱改修の補助制度創設、「気候都民会議」開催、PFAS対策の検査や調査など、環境対策、気候危機対策を進めます。

 以上、紹介したものを含め、150項目の新規・拡充をすすめます。

 これらに必要な財源は、プロジェクションマッピングや巨大噴水、カジノ調査、650億円もかかる東京国際クルーズターミナル計画、住民合意のない特定整備路線や外環道などの大型道路、築地、新宿、品川などの再開発関連の予算など、富裕層・財界ファーストの予算81項目を削減し、国の補助金や基金の活用によって財源を確保します。組み替えの規模は、一般会計予算案の6・7%です。みなさまのご賛同をお願いし、提案理由の説明を終わります。