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3月27日 予算組み換え動議、中央卸売市場会計修正案の提案説明 尾崎あや子(北多摩第一選出)

一般会計予算の組み替え、中央卸売市場会計予算に対する修正の提案


尾崎あや子(北多摩第一選出)

 第一号議案、平成30年度東京都一般会計予算外二会計予算の編成替えを求める動議及び第19号議案、平成30年度東京都中央卸売市場会計予算に対する修正案の提案理由の説明を行います。

 初めに、来年度一般会計予算の編成替えを求める動議です。
 東京都による最新の「都民生活に関する世論調査」で、生活に余裕がないという人が43%、これからのくらしむきが苦しくなるという人も3割を超えており、都が都民生活の支援を強めることが求められています。
 2018年度東京都予算案は、わが党の提案・要望や都民要求に応える施策が盛り込まれる一方、石原都政以来の大型開発偏重の基本構造は変っていません。外かく環状道路や、住民の反対が強い特定整備路線など大型道路建設は、ひきつづき推進されています。

 焦点である市場問題で小池知事は、「都民の食の安全と安心を守る」「築地は守る」との公約に反し、豊洲市場移転を強行しようとしています。予算案でも豊洲への移転が前提とされ、築地市場の敷地内に環状2号線の用地取得費を計上していることは重大です。
 日本体育協会の本部ビルである岸記念体育会館の移転・改築には、森元首相をはじめ自民党政治家が関与していたことがわが党の追及で明らかになっており、会館敷地の買収経費を凍結し徹底調査することが求められています。
 こうした立場から、住民の反対が強い幹線道路整備費の削減など大型開発を厳しく精査し、豊洲市場移転関連経費を削除することなどで生み出した財源を活用し、国保料(税)の引き下げ、保育の質と量の充実、シルバーパスの負担軽減・利用拡大、35人学級など福祉や子育て、教育、防災、雇用などのいっそうの充実を図るため、必要最小限の予算組み替え提案を行うものです。

 予算組み替えの主な内容について説明します。
 都が保険者となる国民健康保険の高すぎる保険料(税)の減免を行います。
 保育園増設や多摩地域の新生児集中治療室(NICU)の整備促進を行うなど、子育て支援を拡充します。
 75歳以上の低所得者の医療費の無料化、シルバーパスの拡充や特別養護老人ホーム整備費補助の増額など、高齢者の医療と福祉を支援します。
 19年間凍結されている都営住宅の新規建設など都民生活を守る施策を強化します。
 学校給食費の補助や35人学級の拡大、教職員の増員など教育の充実を行います。
 若者応援・非正規雇用の正規化促進と下請け業者や労働者を守る公契約条例の制定にむけた検討会の設置や、小規模企業振興条例の策定にとりくみます。

 市場の豊洲移転を前提に、築地市場内にオリンピック輸送道路と位置づけられる環状2号線を通すための用地取得費100億円を削除します。
 特定整備路線は、商店街や住環境を破壊し、住民の反対が強く、防災にも役立たないため中止し予算を削除します。
 外環道は、談合疑惑や地中工事の難しさなどから事業が中断しており、また地上部道路の外環ノ2は必要性もなく、住民の反対も強いため削除します。
 岸記念体育会館の敷地購入費等123億円と、神宮外苑の都有地の日本体育協会への売却による収入70億円は、政治家の関与で都政をゆがめた疑惑の強い岸記念体育会館の移転に関係する予算であるため凍結、削除します。

 これらの予算の組み替え規模は、一般会計予算の2.9%に当たる2018億円で、40項目を削減し、74項目、1209億円を都民施策に充てるとともに都債発行を353億円抑制するものです。

 次に、第19号議案、平成30年度東京都中央卸売市場会計予算に対する修正案についてです。

 「食の安全・安心を守る」「築地を守る」ため、豊洲市場への移転が盛り込まれた予算を、豊洲市場移転中止、築地市場での営業を継続する予算に修正し提案を行うものです。

 修正の主な内容について説明します。
 移転に係る予算並びに豊洲市場関係費及び築地市場閉場管理費など、あわせて約110億円を削除し、築地市場で営業をつづけるための費用を約17億7000万円計上するものです。
 移転準備を進めていた業者に対する補償費を約42億円増額し、約84億円を計上するものです。
 築地再開発検討会議費用5400万円を削除し、築地市場現在地再整備及び豊洲新市場の転用の調査・検討費用を5000万円計上するものです。

 みなさまのご賛同をお願いし、提案理由の説明といたします。

以上