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質問・条例提案

2022.03.01

国民健康保険の18歳までの均等割保険料(税)ゼロ円条例の提案

 日本共産党東京都議団は、第1回定例会に「国民健康保険の18歳までの均等割保険料(税)ゼロ円条例」を提案します。

     

★会見する(左から)白石たみお、藤田りょうこ、和泉なおみの各都議(2022.3.1)

子どもの属する世帯に係る国民健康保険料又は国民健康保険税の補助に関する条例(案)


国民健康保険の18歳までの均等割保険料(税)ゼロ円条例の提案について

2022年3月1日
日本共産党東京都議会議員団

1、条例案の主な内容

  • 国民健康保険には、子どもも含めて国保に加入する家族が1人増えるたびに一定額(千代田区、中野区、江戸川区を除く特別区の場合52,000円)ずつ保険料(税)が増える均等割の仕組みがあります。この均等割のうち、子ども(18歳になる年度の年度末まで)にかかる分の額を減免する区市町村に対し、補助を行います。
  • 減免した子どもの均等割の全額を都が補助し、子どもの均等割負担をゼロ円にします。

 

2、提案理由

  • 国保の均等割は、国保に加入する全ての家族に定額の負担がかかる、人頭税のような仕組みです。そのため、国民健康保険料(税)の負担は子育て世帯にとってとりわけ重いものになっています。子どもの均等割は、子どもの貧困対策にも、子育て支援にも逆行するものです。
  • 国は来年度から子どもの均等割の負担軽減を始めますが、小学校入学前の子どもに限って、半額にするだけです。
  • 東京都は2023年度から子どもの医療費助成の対象を18歳まで拡大するとしています。このことは重要ですが、子どもにかかる負担の軽減という点では、国民健康保険料(税)の負担をなくすことも非常に重要な課題です。
  • そのため、都として独自に18歳までの均等割保険料(税)の負担をなくすため、本条例案を提案するものです。

以 上