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質問・条例提案

2023.10.06

文書質問 水元公園の菖蒲田管理について 和泉なおみ(葛飾区選出)

 2023年第3回定例会で以下の文書質問を提出しました。

令和5年第三回都議会定例会
文書質問趣意書 提出者 和泉なおみ

質問事項
 一 水元公園の菖蒲田管理について

答弁
 一 水元公園の菖蒲田管理について

 

一 水元公園の菖蒲田管理について
  都立水元公園は、小合溜に沿った96万平方メートルを超える広大な敷地に、メタセコイアの森や中央広場、バードサンクチュアリなどとともに、バーベキュー広場、キャンプ広場やドッグランなどが配され、自然豊かな環境と都市型公園の特徴を併せ持つ、都内唯一の水郷景観を持つ都立公園です。
  その中にある約9,000平米のしょうぶ園では、6月初旬から7月にかけて100種類、20万本におよぶハナショウブが咲き誇り、訪れる人々を楽しませています。
  葛飾区が毎年行ってきた、「葛飾菖蒲まつり」は堀切菖蒲園と水元公園しょうぶ園であわせて同時開催し、ハナショウブの見事さを競いながら、さまざまなイベントを行って多くの来場者を呼んできました。
  地域周辺の住民が、この菖蒲まつりを一年かけて準備し並々ならぬ努力で成功させてきたのは、江戸の時代からつづく堀切菖蒲園に多くの人々が訪れ景勝地となってきた歴史的背景に加え、区の花でもあるハナショウブをこよなく愛してきたからにほかなりません。
  しかし、堀切菖蒲園をしのぐ見事さを誇った水元公園のハナショウブが、近年、生育状況が極めて悪く、地域の人々にとって大変心配な状況が続いています。
  そもそも、ハナショウブは水の温度によって疫病にかかりやすかったり、株分けのタイミングの見極めなど、その育成には高い専門性が求められます。
  水元公園も、堀切菖蒲園も、関係者はボランティア講演会や専門家を招いての勉強会に参加したり、実際に専門家に見てもらい、アドバイスをもらったりして努力しています。
  私は、実際に管理にあたっている造園事業者と葛飾区に直接話を聞きましたが、水元公園のしょうぶ園の大きな課題は、近年の温暖化により水温が上がりすぎること、堀切菖蒲園が3年で株分けを行うのに対して、水元公園は5年から6年での株分けになっていることだと、話していました。
  このような状況の下で、都は今年度、水元公園のしょうぶ園に関して調査を行っていると聞いています。
  そこで伺います。
 1 現在行っている調査の目的と、具体的な調査内容を伺います。
 2 この調査の結果を受け、「以前のようにみごとなハナショウブ」を、多くの人に楽しんでもらいたいと切望する地域の住民の願いに、こたえる取り組みが求められていますが、都の見解を伺います。
 3 地元の事業者からは、「適度な水温を保つために井戸を掘らせてほしい」との要望が出されています。都は水温の課題にどう対応するのですか。
 4 株分けのタイミングをもっと早めるべきですが、いかがですか。

 

令和5年第三回都議会定例会
和泉なおみ議員の文書質問に対する答弁書

質問事項
 一 水元公園の菖蒲田管理について
  1 現在行っている調査の目的と、具体的な内容について伺います。

回答
  ハナショウブのある魅力ある水辺空間を保全するため、生育の改善に向けて、土壌や水質等の菖蒲田の現況調査を行っています。

質問事項
 一の2 この調査の結果を受け、「以前のようにみごとなハナショウブ」を、多くの人に楽しんでもらいたいと切望する地域の住民の願いに、こたえる取組が求められていますが、都の見解を伺う。

回答
  ハナショウブの生育の改善に向けて、調査を踏まえ、菖蒲田改修の基本設計を進めていきます。

質問事項
 一の3 地元の事業者からは、「適度な水温を保つために井戸を掘らせてほしい」との要望が出されています。都は水温の課題にどう対応するのですか。

回答
  ハナショウブの生育の改善に向けて、調査を踏まえ、必要に応じて対策を検討していきます。

質問事項
 一の4 株分けのタイミングをもっと早めるべきですが、いかがですか。

回答
  ハナショウブの生育状況等を踏まえながら、適切に株分けを行っています。