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質問・条例提案

2023.12.20

文書質問 若者施策について 池川友一(町田市選出)

令和5年第四回都議会定例会
文書質問趣意書
提出者 池川友一

【質問事項】
一 若者施策について

【答 弁】
一 若者施策について


一  若者施策について

 東京は、もっとも若い世代が暮らし、働き、活動する地域です。Z世代など若者の声を聞き、若者とともに、現在と未来を考えることは、都政にとって不可欠です。
 以下、若者(東京都子供・若者計画に基づく若者。 30歳未満)施策について質問します。

Q1 若者の声を聞き、都政に生かしていく必要性についてどう認識していますか。

Q2 都として、若者の居場所と交流の拠点をつくり、調査・研究・実践を行うことを求めますが、いかがですか。

Q3 中学生・高校生を含めた、若い世代の居場所づくりを進め、都内で活動するNPO法人などの自主的活動を支援することを求めますが、いかがですか。また、若い世代の居場所づくりをすすめる市区町村との連携も重要ですがどうとりくむのですか。

Q4 若者の悩み相談事業「若ナ ビα」を多摩地域にも設置することを求めますがいかがですか。また、気軽に立ち寄れる相談窓口やスペースや居場所の設置を求めますがいかがですか。

Q5 若者自身が自主的に取り組む活動に、場所の提供や財政的支援を行うことを求めますが、いかがですか。

Q6 各局が連携して、若者施策について進めていく必要があると考えますが、いかがですか。

Q7 同時に、若者施策についてコントロールタワーとなる専管組織の設置を求めますがいかがですか。

令和5年第四 回都議会定例会
池川友一議員の文書質問に対する答弁書

A1 施策の立案に当たっては、若者をはじめ、都民の意見を聴くことが重要で あり、「未来の東京」戦略の策定時には、都民意見ウェブアンケートを行うなど、意見を聴きながら策定しました。

A2 東京都生涯学習審議会建議の趣旨等も踏まえ、高校生以上の青少年を対象とし、企業やNPO等への支援を通じた居場所づくりのほか、都内二か所のユース・プラザにおいて、学習や活動機会を提供しています。
また、地域のニーズに応じて子供、若者の育成支援施策を円滑に実施できるよう、区市町村が行う自立等支援体制整備事業に対し補助しています。

A3 子供、若者の居場所について、都は、区市町村やNPO法人等の民間支援団体等による子供、若者への支援活動等が推進されるよう、区市町村が行う自立等支援体制整備事業に対し補助しています。
また、この事業の成果を他の区市町村に還元する情報交換会等も開催し連携を図っています。

A4 若ナビαでは、通常、電話や LINE、メールで相談を受け付けています。それに加え、相談者本人、家族からの申出や相談員の判断により、来所相談を実施することもあります。相談者の事情により若ナビα に来所できない場合には、相談者が訪問可能な公的機関等に相談員が出向くほか、オンラインによる対面相談を実施しています。
また、若者が利用できるスペースや居場所などが身近な地域において整備されるよう区市町村を支援しています。

A5 都は、子供・若者が社会的自立を果たすことができるよう、区市町村の居場所事業への支援等、様々な施策を実施しています。

A6 都では、困難を抱える若者に対する施策について、各局が連携し、相談体制の充実や居場所づくりなど様々な支援を講じてきています。引き続き各局連携しながら施策を展開していきます。

A7 都では、困難を抱える若者に対する施策について、相談体制の充実や居場所づくりなど様々な支援を講じ、各局が連携しながらきめ細かく対応しています。
今後も、適切な執行体制の下、若者施策に取り組んでいきます。

以 上