「政治資金パーティーを自主的に禁止する決議」について
日本共産党都議団は本定例会に「政治資金パーティーの自主的に禁止する決議」を提出しました。しかし、全会派一致の原則により、賛同しない会派があったため採択されませんでした。
都議会自民党の裏金問題は終わっていません。事実も明らかにならず、都議会自民党の反省も見られません。日本共産党都議団は、政治とカネ問題の全容解明と再発防止、そして問題の根を断つために、引き続き力を尽くしてまいります。
政治資金パーティーの自主的禁止に関する決議(案)
東京都議会において、政治資金に関し、東京都議会自由民主党が開催した政治資金パーティーに係る政治資金の不適正な取扱いが発覚し、当時現職であった議長が責任をとって辞職したことなどにより、東京都議会に対する都民の信頼は大きく損なわれた。
都政の民主的運営は、都民の議会に対する揺るぎない信頼の上に成り立つものである。政治資金収支報告書に記載されない、いわゆる「裏金」を根絶し、失われた信頼を回復するためには、再発防止に向けた具体的な行動を示すことが不可欠である。
よって、東京都議会は、政治団体による政治資金パーティーを自主的に禁止し、政治資金の透明性を確保し、都民の信頼回復に努めることを決意するものである。
以上、決議する。
令和7年10月 日
東 京 都 議 会