「都議会のあり方検討委員会設置要綱(案)」について
日本共産党東京都議会議員団は、「よく議論して決める、都民に開かれた都議会に-日本共産党都議団の議会改革提案」(10月7日発表)に先行して、9月24日の議会運営委員会に「都議会のあり方検討委員会設置要綱(案)」を提出しました。
都民ファーストの会からも設置要綱案が提出され、協議の結果、都民ファースト案(以下、都ファ案)が採用され、これにもとづき「都議会のあり方検討会」が設置されました。
・日本共産党都議団「都議会のあり方検討委員会設置要綱(案)」(PDF)
・「都議会のあり方検討会設置要綱」(都ファ案にもとづく)(PDF)
日本共産党都議団は、都議会のあり方は全ての会派・議員、そして都民に関わる問題と考え、提案した設置要綱案には以下のような特徴があります。
特徴① 「都議会あり方検討委員会」の会議結果を本会議で、全ての都議会議員に報告するために、同検討委員会を「東京都議会に設置する」
都ファ案では検討会を「議会運営委員会理事会のもとに設置する」ため、会議結果を本会議に報告することができず、全ての都議会議員が影響を受けるにも関わらず、報告を受けることができない。
特徴② 同検討委員会の委員は、ひとり会派を含む全ての会派から選出する
都ファ案は、議会運営委員会の委員になっている会派までしか委員を選出せず、ひとり会派、少数会派が入れない。
特徴③ 同検討委員会およびその運営のための「打合会」を公開とする
都ファ案は、打合会を非公開としているため、検討会の運営についての協議の過程を打合会出席者以外の都議や都民が知ることができない。
引き続き、都議会改革に全力を挙げます。
以上