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質問・条例提案

2025.10.09

文書質問 知的障害児のスクールバス利用と自立活動について 藤田りょうこ(大田区選出)

2025年第3回定例会で以下の文書質問を提出しました。

令和7年第三回都議会定例会
文書質問趣意書
提出者 藤田りょうこ

質問事項
一 知的障害児のスクールバス利用と自立活動について

答弁書
一 知的障害児のスクールバス利用と自立活動について

 


【質問】

一 知的障害児のスクールバス利用と自立活動について
 知的障害児が自らの可能性を伸ばし、自立した生活ができるように支援することは重要です。都立特別支援学校高等部の生徒は、公共交通機関を利用しての通学が困難な場合にスクールバスを利用しています。

 知的障害特別支援学校において、スクールバスの台数は何台で、利用者は何人ですか。学校ごとに5年間の推移を伺います。

 知的障害児が増える中、通学の支援についても体制整備が必要です。知的障害特別支援学校高等部のスクールバスは、年度によってバス停の場所が変わることがあります。どのような基準でバス停の位置を決めているのですか。その際、生徒や保護者にはどのように事前相談しているのですか。

 ある生徒は、スクールバスのバス停が自宅から遠くなったことで、バス停までの移動に保護者の付き添いが必要になりました。加えて、歩く時間が長くなったことで、生徒が前向きに登校できない日が増えたそうです。生徒がスクールバスを利用して登校している場合であっても、生徒の自立を目指した支援に取り組むことが必要だと思いますが、いかがですか。

 スクールバスのバス停は、自宅からの距離が遠くならないように配慮することを求めます。いかがですか。


【答弁】

令和7年第三回都議会定例会
藤田りょうこ議員の文書質問に対する答弁書

質問事項
一 知的障害児のスクールバス利用と自立活動について

 知的障害特別支援学校において、スクールバスの台数は何台で、利用者は何人であるか、学校ごとに5年間の推移を伺う。
回答
 知的障害特別支援学校におけるスクールバスの台数及び利用者の人数については、以下のとおりです。

 知的障害児が増える中、通学の支援についても体制整備が必要である。知的障害特別支援学校高等部のスクールバスは、年度によってバス停の場所が変わることがあるが、どのような基準でバス停の位置を決めているのか。その際、生徒や保護者にはどのように事前相談しているのか伺う。
回答
 都立特別支援学校のスクールバスの運行ルートやバス停の位置については、学校が保護者の意見、生徒の住所等を総合的に勘案して、決定しています。

 ある生徒は、スクールバスのバス停が自宅から遠くなったことで、バス停までの移動に保護者の付き添いが必要になった。加えて、歩く時間が長くなったことで、生徒が前向きに登校できない日が増えたとのことである。生徒がスクールバスを利用して登校している場合であっても、生徒の自立を目指した支援に取り組むことが必要であると考えるが、見解を伺う。
回答
 卒業後の自立と社会参加を目指し、障害の状態に応じて、一人通学に向けた指導に計画的に取り組んでいます。

 スクールバスのバス停は、自宅からの距離が遠くならないように配慮することを求めるが、見解を伺う。
回答
 都立特別支援学校のスクールバスの運行ルートやバス停の位置については、学校が保護者の意見、生徒の住所等を総合的に勘案して、決定しています。