築地市場跡遺跡発掘調査の追加見学会などを求める申し入れ

申し入れを行う、[左から]清水とし子(日野市)、とや英津子(練馬区)、尾崎あや子(北多摩第一/東村山市、東大和市、武蔵村山市)、せいの恵子(北区)の各都議
東京都知事 小池百合子 様
東京都教育長 坂本雅彦 様
2026年7月30日
日本共産党東京都議会議員団
築地市場跡遺跡発掘調査の追加見学会などを求める申し入れ
7月12日に行われた築地市場跡遺跡の発掘調査現場見学会には、約4000人もの方が参加され、都民が高い関心を持っていることがわかりました。出土した明治、大正時代の海軍造兵廠を目の当たりにした参加者からは、「築地市場の地下に、こんな遺構が良好な状態で残されていたとは」と、感嘆の声が寄せられており、歴史的な遺構を公開した意義は大きかったといえます。
一方で、参加者に対する専門的な説明は十分とは言えず、「この遺構が日本史上、軍事史上、産業史上どのような価値を有するかについて、もっと説明してほしかった」「展示を見ようとしたが『後ろの人たちが見られなくなるので立ち止まらないでください』といわれ、専門スタッフの話を聞くこともできなかった」との声も寄せられています。
また、見学会は1日限り、しかもたった4時間だったため、「予定が入っていて、参加したくてもできなかった」「もっと、見学会をやってほしい」との声が、たくさんの方から寄せられています。
2024年の都電の遺構見学会は2日間開催され、公開期間が短すぎるといわれた高輪築堤でも2日間で12時間公開されました。
築地市場跡遺跡に対する都民のみならず国民の関心の高さと、遺構の重要性を踏まえて、以下、4点を要望いたします。
1、今回公開された築地市場跡遺跡の海軍遺構について、公開期日を改めて設定し、追加の見学会を開催すること。
2、今後の発掘調査においても、浴恩園を含め、遺構の見学会等、都民への公開を行うこと。その際には、部分ごとに発掘と埋め戻しを繰り返すのではなく、遺構の全貌がわかるような状態で公開をすること。
3、遺構の保存に当たっては、市民の声を聴いて現地保存を検討すること。
4、見学者が撮影した写真等は、周辺の見学者の個人情報に配慮した上でSNS等に投稿することを制限しないこと。
以 上
