これは、6月11日のわが党の調査結果（地上1メートルで1時間あたり1.10マイクロシーベルトの空間放射線量が計測され、1キログラムあたり25万1千ベクレル、11万2千ベクレルの放射性物質を含む土壌が発見された）を受けても、都は、わずか1箇所を測定しただけで、しかもその空間線量が1時間あたり、0.99マイクロシーベルトであったことを理由に除染をおこないませんでした。こうした都の無責任な対応に反発した都民の測定情報も受けて、6月15日、16日、改めて水元公園第１、第２駐車場周辺の放射能調査をしたものです。

第1・2駐車場周辺の高線量が計測された地点図

　私たちは、こうした高放射線量が測定された地点の土壌について、それが置かれた経緯を知っている方から、説明を受けることが出来ました。

駐車場植込み内の土壌の経緯について

　これらの調査結果を受けて、本日、東京都知事あてに申し入れをしました。

　この申し入れは、環境局、建設局におこない、それぞれ環境改善部・中村豊部長ほか、公園管理担当・滝澤達部長が応対しました。
　中村部長は、「施設管理者としての対応になる」と答えました。滝澤部長は、「文科省からまだ正式な指示はない」と答えました。
　なお、本日、測定結果について文科省にも通報しましが、都に対する申し入れの後、文科省からは、最終的に「建設局から測定しますとの連絡がありました」との回答がありました。

【添付ファイル】 「しんぶん赤旗」（6/20付）に掲載されましたのでご参照ください。