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2020.06.23

小池知事のコロナ対策の政治利用、公私混同の選挙活動に抗議する


小池知事のコロナ対策の政治利用、公私混同の選挙活動に抗議する

2020年6月23日
日本共産党東京都議会議員団
団長 大山とも子

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は昨日、「STOP! コロナ差別 小池百合子東京都知事からのメッセージ」を内容とする人権啓発映像(1分14秒)を作成し、東京都公式動画チャンネルなどに掲出したと発表しました。

 知事自ら「STOP! コロナ差別」の人権啓発をするのは大事なことです。しかし、今は都知事選挙の真っ最中であり、小池知事は22人の候補者の中の一人です。選挙中に、明らかに自らの名前と顔を売り込むことにつながる映像を、都の事業としてつくって、東京都の公式動画チャンネル等で流して宣伝するのは、新型コロナ対策の選挙利用と言われても仕方ありません。

 選挙中に、都として人権啓発映像を流すなら、小池知事の名前と顔を売り込むようなものにすべきではありません。
 小池知事が、都知事選挙告示日の第一声を都庁内で行ったことについても、公務と政務・選挙を区別できない公私混同ではないか、という批判や疑問の声があがっています。

 日本共産党都議団は、小池知事に対し、新型コロナ対策の自らの政治的思惑への利用、公私混同した選挙活動について、きびしく抗議するとともに、ただちに改めるよう求めるものです。

以 上