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申し入れ・談話

2020.05.29

上下水道料金の減免措置を求める申し入れ

 日本共産党都議団は、標記の申し入れを小池百合子都知事あてに行いました。長谷川明副知事が応対し「ご要望は知事、所管局にしっかり伝えます」と述べました。

★申し入れる(左から)河野ゆりえ、とくとめ道信、大山とも子の各都議(2020.5.29)


東京都知事 小池百合子殿

2020年5月29日
日本共産党東京都議会議員団

上下水道料金の減免措置を求める申し入れ

 新型コロナウイルス感染防止のために自粛や休業要請が出され、働き方や生活のあり方が変わりました。在宅ワークが広がり、また学校休校となるなか、手洗いや調理の頻度が増し、それに伴って生活用水の使用が増えています。
 商店や中小事業者も、売り上げが減り、経営が苦しい状況です。経済全体が冷え込む中、全国では上下水道料金の減額免除を実施する自治体が広がっています。
 大阪市は、166万件の全契約者に今年7月検針分から9月検針分までの上下水道料金の基本料金を全額減免すると明らかにしました。名古屋市は全ての水道利用者の水道料金の基本料金を8月検針分、9月検針分について無料にするとしています。
水道料金の減免実施を決めた各自治体は、市民の経済的な負担を軽減することを目的にしています。水がなくては命を保てず、特にコロナ禍の今は、衛生面でも重要な役割を果たしています。
 東京都は既に4ケ月分の上下水道料金の支払い猶予を決め、4月末で約9450件の申請を受けていますが、都民は、苦しさを増している家計や経営をさらに支えてほしいと、料金の減免を求めています。
 よって日本共産党都議団は、東京都が、都民生活の維持に欠かせないライフラインである上下水道料金の基本料金全額免除などの料金減免を実施されるよう求めるものです。

以 上