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申し入れ・談話

2020.02.14

「旧こどもの城の劇場機能に関する申し入れ」について

 日本共産党東京都議団は標記の申し入れを小池百合子知事宛に行いました。長谷川明副知事が対応し、「知事と所管局長に伝える」と答えました。


東京都知事 小池百合子 殿

 

2020年2月14日
日本共産党東京都議会議員団

 

旧こどもの城の劇場機能に関する申し入れ

 

 都は、旧こどもの城を取得し今後の整備方針として「『都民の城』(仮称)改修基本計画」の策定を進めています。現在の案では、青山劇場と青山円形劇場について「多目的ホールへと改修を行います」という方向性が示されます。
 これに対して、「青山劇場、青山円形劇場の機能存続を求める演劇人声明」では、両劇場とも素晴らしい機能があり唯一無二の劇場であることを強調し、「日本国内では他に類を見ない貴重な劇場である青山劇場、青山円形劇場を、どこにでもある『多目的ホール』へと改修することは、両劇場の持つ魅力や価値を一切失わせることにつながりかねません」として、「スペックダウンなく活用」してほしいと求めています。
 日本共産党都議団は、東京都児童会館の廃止やこどもの城の閉館に関わる都議会の論戦の中で、子どもたちが本物に触れることの重要性を指摘してきました。また、劇場の機能について、演劇・劇団関係者、教育関係者の方々から直接意見を聞く必要があると強調してきました。よって、青山劇場および青山円形劇場について以下の点を申し入れるものです。

 

 

 「改修基本計画」の策定・実施にあたり、青山劇場と青山円形劇場の劇場機能の維持について、パブリックコメントとは別に劇団関係者、教育関係者の方々から直接意見を聞く機会をつくること。

 

以 上