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申し入れ・談話

2018.10.19

学校体育館の冷房化等の補正予算に関する申し入れ

東京都知事 小池百合子 殿

2018年10月19日
日本共産党東京都議会議員団

 学校体育館の冷房化等の補正予算に関する申し入れ

 

 政府は15日に、平成30年度補正予算(第1号)の概算を閣議決定し、予定している財政措置について、都道府県、区市町村等に通知しました。
 その中には、「学校の緊急重点安全確保対策」が位置づけられ、熱中症対策としてのエアコン設置822億円、倒壊の危険性のあるブロック塀対応259億円が盛り込まれています。政府が補正予算を組むのは重要ですが、その額・規模はきわめて不十分です。
 日本共産党都議団は、第3回定例会の代表質問で、「学校の体育館の冷房化は待ったなしの課題」だとして、「来年の夏に間に合わせるため、補正予算を組むことも含めて直ちに取り組むこと」を知事に求めました。これに対して知事は、「都立高校の体育館への整備を速やかに進めていく。公立小中学校の体育館についても、体育館への空調整備が進むよう、補正予算を編成するなど緊急な対応を行い、区市町村を支援していく」と答弁しましました。
 学校のブロック塀の倒壊防止対策についても、日本共産党都議団は、6月21日の申し入れで、区市町村への財政支援を要望しました。また、第3回定例会の代表質問では、住宅のブロック塀対策への財政支援を求めました。
 ほかにも、防災対策、熱中症対策の緊急課題は山積しています。
 政府の補正予算への対応にとどまらず、学校の体育館、特別教室、給食調理室等へのエアコン設置、倒壊の危険性のあるブロック塀対応をはじめとした防災対策、熱中症対策について、都独自対策を盛り込んだ補正予算案を早急に編成し、都議会第4回定例会に提出することを求めるものです。

以上