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申し入れ・談話

2016.12.14

沖縄県でのオスプレイ「不時着」事故に関する申し入れ

東京都知事 小池百合子殿

沖縄県でのオスプレイ「不時着」事故に関する申し入れ

2016年12月14日
日本共産党東京都議会議員団

 沖縄・普天間基地所属の米軍の垂直離着陸機MV22オスプレイが13日夜、沖縄本島東海岸沖の浅瀬に「不時着」し、大破しました。
 欠陥機といわれているオスプレイは、近年でも、一昨年10月のアラビア湾、昨年5月のハワイ、10月のカリフォルニア沖などクラスAの重大事故を頻繁に起こしてきました。
 オスプレイは2012年の普天間基地配備以来、全国で訓練をくり返し、横田基地をはじめ、首都圏にも頻繁に飛来しています。さらに、横田基地へのCV22オスプレイ配備、千葉県木更津駐屯地への日米共通のオスプレイの定期整備拠点づくりが進められようとしていますが、くり返される事故のなか、周辺自治体と住民の不安と批判の声は高まるばかりです。沖縄県では、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会、沖縄県議会、沖縄県市町村関係4団体、市町村、市町村議会の連名で、オスプレイの配備撤回などを求める建白書を国に提出するなど、オスプレイが沖縄から出て行くよう、強く求めています。
 よって、日本共産党都議団は、都として、国および米軍にたいして、以下のことを求めるよう、強く要請するものです。

  1. 今回の事故をはじめ、オスプレイの事故を詳細に検証、事故原因を究明し、調査報告書のすべてを東京都および都民に明らかにすること。
  2. 住宅や学校、病院などが密集する横田基地周辺や都内でのオスプレイの飛行を行わないこと。
  3. 来年度以降のCV22オスプレイの横田基地への配備計画を中止・撤回すること。

以上